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DQ6メインのDQ雑多ブログ

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2025.05.05 (Mon) Category : 

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盗賊女が可愛い

2010.01.02 (Sat) Category : DQ3:ss


 SFCの公式ガイドの最初のカラーページでのパーティ編成が勇者・戦士(男)・盗賊(女)・賢者(男)だった・・・。これに習おうかなぁ。ここでのss用パーティ。

 盗賊・魔法使い・賢者の女が可愛いと思う。武闘家も可愛い・・・。僧侶も可愛い・・・。戦士も(ry

 BLだと賢勇が・・・多いのかな?でも実際どこでもオリジナルキャラとして成り立ってるから、結局なんでも構わない・・・のかな?

 プレイ記だと結構なアホの子ですがssで書く時はaboutを参考にしてちょっと真面目になるよう努力します。ロトの初代の名に恥じないような男になれ!!(?)
 最終的にパーティメンバーが「勇者・・・かっこいい・・・!抱かれてもいい!」みたいなぐらい男前になればなぁと思ってます。総攻め?どこまでも世間に逆らうな・・・。
 今のところはBL的には特に何も思わないので折りたたみで盗賊(女)と勇者(男)で真面目な感じのss。3主は凄いんだぜ!!ってことを書きたい。
「そろそろかしら」
 心の中で呟くつもりだったけれど、ふと口に出してしまった。しまった、と毒づきながらアタシは噛んでいた煙管を口から取った。テーブルの上にあった皿の上に、燃えた香草を煙管をひっくり返して取り出せば、カン、と金属のぶつかる高い音が鳴った。もう一度新しい草を詰めて、マッチを擦る。火を中の草に付けて口に運べば、再び紫煙が昇った。既に予想していたけれど、その煙の向かいで、さっきまで地図と睨めっこしていたアランがアタシをじっと見ていた。黒真珠みたいな感情の見えない両目がアタシを見て離さない。内心舌打ちして、煙管を置く。柔らかいアタシの好きな香草の匂いが室内を満たしたけれど、アタシとしたことが、心臓がばっくばくだった。どこぞのお城に忍び込むより緊張している。アランの、アタシ達のリーダーの目には弱い。見透かされている気分になる。
「何が、そろそろなんだ?」
「んー・・・まァ、潮時、って意味よ」
 アタシが渋りながら言えば、それでも理解できない、とでも言うようにアランは眉間に皺を寄せて、小さく首を傾げる。こういうのに弱い女もいるらしいけど、アタシはこれでもこの子供が旅に出た時からの付き合いなのだ。今更こんなのに乗せられない。
「悪い、意味がよく・・・わからないな」
「だからね、アタシがアンタのパーティに入ってるのも、そろそろ限界、かなぁ、なんてね」
 そういえば、アランは益々眉間に皺を寄せて、めちゃくちゃに険しい顔をした。ベビーフェイスの癖に、そんな顔したらモテないわよ。
「なんでだよ」
「なんで・・・って。そりゃ、普通考えりゃ解るもんじゃないかしら?アタシはそもそも、勇者サマにくっついていけば珍しいお宝に会えると思って、ルイーダのとこの酒場で、アンタに無理やり付いてきた、気がするんだけど?それに、ねぇ、アタシは別に戦士や武闘家みたいに強いわけじゃないし、僧侶や魔法使いみたいに魔法使ったりもできない訳だし。そりゃ遊び人よか役には立つかもしんないけどサ、やっぱりこれ以上は――――役に立てる気が、しないのよ」
「役に立たないかどうかは俺が決めることだ」
 アタシの言った言葉を、アランはそう言ってばっさり切り捨てた。そのはっきりとした言葉に、思わず言葉を無くした。アランはアタシの驚きを無視して、というか、特に取りあげないで、溜息混じりに言った。
「パーティのリーダーは俺だ。パーティのメンバーの能力を最大限に引き出すのは、お前らの仕事じゃなくて俺の仕事だ。俺の仕事を勝手に取るなよ―――まぁ、勝手に盗るのはお前の領分かもしれないけどさ」
「・・・って言っても」
「俺の采配が気に入らないのか」
 アランはそう言って、悲しそうに顔を顰めた。少し黙って、瞼を閉じ、数秒してから、「ごめん、俺の役不足だ」と嘆いた。そうじゃ、ないのに。そうじゃないでしょ。
「だから、役に立たないのは、アタシが―――」
「俺に不満があれば、何でも言ってくれ」
 ・・・こういうところが、頑固すぎる。真摯といえば聴こえはいいかもしれないけれど、こうなると、ただの我侭だ。しかも、自分だけを陥れる。ほんとこいつ、何も変わってない。
 出会ったときと、変わってない。
 成長したくせに、こういうところが――――。
「・・・・解ったわよ、アタシの負けよ」
「・・・何が?」
「アタシが役不足になったらすぐに言うのよ!すぐにフリーの盗賊に戻って、世界中の宝漁りに行ってやるんだからね――――それまでは、」
 よろしく、リーダー、と小さい声で言う。煙管を取って自分に宛がわれた部屋に戻ろうと階段に向かえば、憎たらしいほど柔らかな声音で、我らがリーダーサマはさらりと、
 「おやすみ、また明日、頑張ろうな」
 などと、言ってくれたのだった。満面の笑顔もつけて。ああ、まったく、何も変わりはしない、アタシの愛する勇者サマ!

 勇盗じゃないですよ。盗賊にしてみたら「あんなちんちくりん守備範囲じゃないし」みたいな。
 勇者にしても「もうちょっと若い方が好きかなー(ナイフ飛んでくる)」みたいな。
 ただ、勇者にしてみればパーティメンバーは凄く信頼してる。これ以上のベストパーティは無い!なんたって俺のパーティだしな!みたいな自慢のメンバー。
 盗賊にしてみても、馬鹿だし向こう見ずだし結構アホだとかなんとか言うけど、「アタシにとっての最高のリーダーはあいつ以外ない」ぐらいの信頼具合。
 
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