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DQ6メインのDQ雑多ブログ

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2025.05.09 (Fri) Category : 

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ターニア

2010.01.02 (Sat) Category : DQ6:ss

 ターニアが単純に凄く良い子で寂しがり屋ってのもそれはそれで好きです。

 でももしもターニアが、体を半分失くした主人公と出会う運命を既にルビスが見つけていたら、と仮定とすると、もしかしたら主人公を保護したのはルビスの采配なのかなぁーとも思う。
 親がないからといって見ず知らずのしかも刃物持った男を普通家に泊まらせるか!?しかも家に住まわせるしな!ということを考え見るにもしかしたらルビスさまが6主の本体が世界をふらふらしないように、ライフコッドから動かさないために(ルビスの庇護のあるのがライフコッドだから)ターニアに家におかせるよう仕向けたとか。
 でもまぁきっと一番それに困らないと判断したのがターニアだったと。

 とか考えたら自分で思ったことなのに一人でげんなりしました。世のターニア好きさんに土下座します。あとルビス好きさんにも土下座します。ごめんなさい。

 でもまぁ話は変わりますがトラウマを抱えた6主本体がたまにムドーのことをフラッシュバックして夜中に苦しんでるのをターニアが介抱してあげたらなーとか思いました。

 ちがうよ近●相姦とか推奨してるわけじゃないですよ・・・。ただヤンデレの妹ってすごい萌えキャラだよなって思っただけです。

 あーマリリンかわいい・・・はぁ・・・。

 折りたたみでマリリンと6主でss。とりあえずマリリンはツンデレだとしか分かってないのでリメイク発売してからキャラ違くても許してください・・・。
 ・・・・・これでももしもマリリンがオカマキャラだったらどうしよう・・・。(どこに危惧してんだこいつ・・・。
 海に行きたいわ、とマリンスライムのレディがごねたので、皆が寝入ったのを確認してからレックは彼女を抱えて馬車から降りた。ざざ、ざざ、と潮騒の音が遠くで鳴っている。彼女は小さく欠伸をしながら、早く、とレックを急かした。
 砂浜まで降りれば、彼女は降ろして、とレックに言った。言われた通りに砂浜に下ろせば、彼女はずりずりと身を捩りながら、海へと向かった。彼女の通った後に、砂が少しだけへこんで道を作った。轍のようだ、とレックは思う。
 彼女は潮のぎりぎり届く場所で止まり、押し寄せる海に浸かった。塩水を飲み込み懐かしい海の味に酔った。ふらふらと動く巻貝を見て、レックはその場でブーツを脱ぎ、足に巻いていた包帯を解き、裸足になる。彼女を少し置いて、砂浜を歩いた。
 足の指と指の間に砂が入りこみ、遠出した海水がそれを流す。それを何度も繰り返す。歩いていた道はすぐに海の流れで消え去った。それを見ていると少し笑えた。あっけない軌跡の終わり方。すべての生き物に共通している。
 ふと、波打ち際で眠るマリンスライムを見つけた。たまに貝殻の中まで入ってくる海水でぶくぶくといびきが立った。周りのマリンスライムが迷惑しているように顔を顰めて、その一匹を見ていた。
 その近くまで歩み寄って見下ろしてきているレックに気づいて、数匹がレックを見上げ、次に周りのマリンスライム達と、どうする?と目で会話した。レックはそれを少し笑って見下ろし、しっ、と指を一本立てて彼らを制した。いまだ眠るマリンスライムの一匹をそっと抱え、少し離れたところまで持っていく。干からびないように丁度近くに生えている背の低い木の下に置いた。そろそろとそれを追いかけてきていたマリンスライム達も、くるくると丸い目を不思議そうにレックへ注ぎ、ぷくぷくと泡を吐いた。
「おやすみ」
 レックがそう言うと、彼らは黙ってその木の下に一塊になって集まり、じっとレックを見たかと思うと、すぐに巻貝のなかに身を隠してしまった。レックもそれ以上は何も言わず、静かにその場を離れ、一人遊ぶ仲間の元へと戻った。
 彼女の元へと戻ってみれば、彼女はすでにレックの少し後方でじっと動かず止まっていた。じぃっ、とこちらを見てくる視線にふっと微笑み、レックは聞いた。
「どうした?そんな怖い顔して」
「怖い顔なんてしてないわ。・・・ねぇどうしてあんなことしたの?」
 昼間に会ったら倒すくせに、と彼女の瞳はそれを如実に語っている。レックは彼女を優しく抱え、ブーツと包帯を空いた手に引っ掛けて拾った。ぺたぺたと細い道へと向かいながら、肩を竦めて言う。
「どうしてって、マリリンだってハッサンのいびきにはこりごりしているだろ?同族意識って奴さ」
「レック、貴方って変わってるわ・・・でも、そうね、いびきは殺されることより辛く感じることもあるわね」
「拷問のようなものじゃないか?」
 レックがにっと笑うと、マリリンはふふふ、と笑った。どうやら納得してもらえたようだ、とレックは思った。ただ、本当は、いつだって生き物の命を奪うのが嫌だから、なんてことをもらしてしまえば、きっと彼女はかんかんに怒って、ならこんな旅やめなさいな、と怒るに決まってる。もう自分の決めたことを歪めたくないから、彼女にそれを言うのはやめた。悪いスライムだと自分を詰る彼女に、これ以上心を痛めるような口実を与えたくなかった。
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