Please wait until thick shadows come.
DQ6メインのDQ雑多ブログ
6が姉に持ってかれる
2010.02.05 (Fri) | Category : DQ6:ss
東京に行くからって6持って行かれることに。まぁいいけどね・・・そろそろ劇的変化も無くなってきたからね・・・。
ダークドレアムさまに会ってきましたが瞬殺されました。あれ・・・勝てねぇっ・・・!!どんだけだよ怖すぎるよ!!レベルどれぐらいで勝てるんですかね・・・。ちなみに現在、主人公がレベル48・・・?7だっけかな?
ベストドレッサー目指してスーパースターランク7です。
なんだか色々考えたんですけど 全て忘れました。 どんだけだよ自分の記憶力にがっかりだよ・・・。
とりあえず唯一覚えてたネタ・バーバラとダークドレアムさま。 CPじゃないし何言ってんのおまいら・・・みたいな話。ぶっちゃけバーバラとデスタムーアさまでも良かったんですがさっき瞬殺されたせいでダークドレアムさまのあのお姿が頭から離れません ちくしょおおおおおおビキニのくせにいいいいいいい(違う
グレイス城を滅ぼした後どこに行ったのか、とか、裏ダンジョンのあの祭壇にどうしているのか、とか、色々適当な妄想で補充してる。
あとバーバラ→主・・・前提。
ダークドレアムさまに会ってきましたが瞬殺されました。あれ・・・勝てねぇっ・・・!!どんだけだよ怖すぎるよ!!レベルどれぐらいで勝てるんですかね・・・。ちなみに現在、主人公がレベル48・・・?7だっけかな?
ベストドレッサー目指してスーパースターランク7です。
なんだか色々考えたんですけど 全て忘れました。 どんだけだよ自分の記憶力にがっかりだよ・・・。
とりあえず唯一覚えてたネタ・バーバラとダークドレアムさま。 CPじゃないし何言ってんのおまいら・・・みたいな話。ぶっちゃけバーバラとデスタムーアさまでも良かったんですがさっき瞬殺されたせいでダークドレアムさまのあのお姿が頭から離れません ちくしょおおおおおおビキニのくせにいいいいいいい(違う
グレイス城を滅ぼした後どこに行ったのか、とか、裏ダンジョンのあの祭壇にどうしているのか、とか、色々適当な妄想で補充してる。
あとバーバラ→主・・・前提。
どろりと濁った空気の中で、ぶ厚い層になったような魔力の壁の存在に気がついて、バーバラはふと、振り向いた。バーバラの夢の中には、バーバラの血に巡る魔力を溜めてきたかつてのカルベローナの大魔女の意識が蠢いている。その空間の中、無理やり中に入り込もうとする、なにか、わるいものの気配を感じて、バーバラの中の全てが殺気立っていた。
「・・・・・・・・・・・・・ほぉ、これは、面白い」
暗闇の奥の奥のほうから、悪い夢かと思うような、低い、淀んだ男の声がして、バーバラは思わず自分の腕を抱くようにして蹲った。恐怖という感情がバーバラを一瞬にして埋め尽くすかのような恐ろしさだった。多くの魔女が見えない姿のままバーバラを守ろうと辺りを浮遊する。
突然、バーバラの正面にある魔力の層に、水滴が落ちたかのような波紋が浮かんだ。分厚い壁がまるで柔らかいシーツのようにぶよぶよと蠢くと、それに連動するかのように空気そのものが軋みを上げて震えた。声にならない魔女達の悲鳴が上がって、バーバラは思わず耳を塞いだ。と、その決断は正しかったようだ。突如としてバーバラを守る繭は硝子が叩き割られたかのような音を立てて砕けた。劈くような悲鳴と空間がぐしゃぐしゃに砕け散った音でバーバラの体が震える。そのバーバラだけが存在を許された場所に、ずるりとそれは入り込んできた。
黒い甲冑に黒い兜を被った大男は凶悪な形をした武器を軽々と片手に持ち、赤く鋭い眼球をじろりとバーバラへ向けた。浅黒い肌に浮かんだ翠色の刺青は蛇のように男の体に絡まって、一瞬蠢いているかのような錯覚を受けたが、それは悪魔というものが身体に直接入れた魔術刻印だろうか。一瞬見て、バーバラはこれが本当に危険なものだと判断した。
「まぁ所詮この程度か・・・しかし人間一人の中にこれほどの魔力が入るとはな・・・見縊っておったわ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「誇るがいい、女。使いこなせるかどうかはさておき、これほどの密度の魔力を溜め込めるその肉体、魔族にも匹敵するものだとな」
「で・・・・・・・出て行きなさい」
バーバラは吐き捨てるように呟いた。大人しい態度を取っているが、これは酷く危ないものだ、と本能で分かる。十中八九これは悪魔で、自分、いや仲間に危害を及ぼす存在かもしれない。それは許さない。仲間を守るのが、仲間としての自分の使命だと、バーバラは思っている。
「私はカルベローナの子、バーバラ。ここはお前のような悪しき存在の居て良い場所ではない!早々の立ち去れ、悪魔!」
バーバラの意思を受けて、周りを覆った空気が一斉に震える。ごうごうと鳴り響く空気の悲鳴は、バーバラの魔力の強さを現している。闖入者の赤い外套がごう、と翻り、男の足がかすかに後ろに引き戻される。
「ほう?」
男はそれに驚いたかのように目を見張ると、改めて目の前の小さな大魔女をじろじろと見た。風で舞い上がる娘の橙色の髪から、バーバラの赤い眼を食い入るように見つめると、うん? と小さく声を上げた。
「面白い奴だな」
そう呟いた瞬間、男はバーバラの眼前にあっという間に移動していた。息を詰める暇も無い。男の大きな手がバーバラの首から胸部にかけて鷲づかみにし、男の顔近くに引き寄せられる。呼気すら感じてしまいそうな距離に迫った男に悲鳴を上げるのも忘れて、バーバラはその男の眼球を互いに見合った。
「なんだ、その男、好いているのか」
「・・・・・・・っ? ・・・な、ぁ・・・・!」
次の瞬間、バーバラはそれを誰のこと言おうとしているのか察して、咄嗟に魔力を開放した。現実であればマダンテであるが、ここは夢の中であり、魔力も自分だけのものではなく、今まで亡くなってきた大魔女達の魔力がある。開放された魔力は悪魔さえも、さすがに逃げ出すほどの大爆発を引き起こす。
目の前が真っ白になり、体を掴んでいた男の手も消えた。視界が戻るときには、いつもの真っ黒い繭が戻っている、はずだった。
「ふ、ふは、ふははははははははっ!」
それよりも先に、男の哄笑がバーバラに届いた。男は体の半分を失っていたが、バーバラが見ている、中であっという間にもとの肉体を取り戻した。ベホマズン、とバーバラは唇でその大魔法の音をなぞった。
「ふふふ、人間とはかくも面白きことよ・・・愛、希望、夢・・・なんと素晴らしいことか。美しいく強いものこそ、この私に壊されるかいがあるというものだ・・・」
「う、う―――――うううううう」
「そう呻くな、虫けらよ。お前は虫にしては良い虫だ。愛玩ようにもなる虫というのも、人間にもあるものだろう?・・・ふふふ、良い見つけ物をしたな。娘。また会おうではないか。現実の世界で会えるとき、お前の愛する男も共にあるのだろうな?」
「れ―――――レックに、何かしたら、許さないんだから・・・・・・っ」
「そう慌てるな。ふむ、レックというのか。面白い奴だ。現実の生き物であるくせに、あいつには『夢』が無い――――私が手を出せぬ人間など、この世にいただろうか。ふふ、ふふふ面白い・・・面白いガキだ・・・ああいう奴こそ、私直々の手で奈落の底まで突き落としがいのあるというもの・・・」
男はにんまりと唇を歪めると、外套を大きく翻させ、バーバラの繭からようやく出て行く。がしゃ、がしゃ、と繭の殻を踏み砕く音がして、男はようやく外へ出た。
「ああ、そうだった。―――――お前も悪くは無かったぞ、娘。しかし惜しい。もっと貪欲に生きてみるがいい。あの男の妻になる夢でも持ったらどうだ? そのときには私がお前の手となり足となり、あの男を永遠の悪夢の中に連れて行ってもいいのだ。そう、お前とあの男の、永遠の楽園を、私が作ってやろうではないか」
「黙れっ!・・・・・・・・消えてっ」
バーバラの悲鳴に応えるように、あっという間に彼女を守る繭は再び作り上げられた。分厚い魔力の結界の中、偉大な魔女は静かに泣いた。仲間達との別れを思って。悪魔の言葉に誑かされてしまう恐怖のせいで。
「・・・ごめん、ごめんね、あたし、強くなりたいよ・・・」
嗚咽を飲み込み彼女は一人、遠い夜明けを待つ。
酷い妄想だった・・・。バーバラが最後一人きりでああなっちゃうのを先に予見したダークドレアムが、現実の体がお前が無いなら、レックの方を精神だけにして連れてきてやろうか?っていう。ありきたりな悪魔の契約。
ダークドレアムはグレイス城後は好き勝手に色んな世界で人の夢の中に現れて、酷い契約ばっかり騙しすかして結ばせて、魂だけ奪ったり、精神崩壊させたりして楽しんで暮らしてたんじゃね、みたいな・・・。
「・・・・・・・・・・・・・ほぉ、これは、面白い」
暗闇の奥の奥のほうから、悪い夢かと思うような、低い、淀んだ男の声がして、バーバラは思わず自分の腕を抱くようにして蹲った。恐怖という感情がバーバラを一瞬にして埋め尽くすかのような恐ろしさだった。多くの魔女が見えない姿のままバーバラを守ろうと辺りを浮遊する。
突然、バーバラの正面にある魔力の層に、水滴が落ちたかのような波紋が浮かんだ。分厚い壁がまるで柔らかいシーツのようにぶよぶよと蠢くと、それに連動するかのように空気そのものが軋みを上げて震えた。声にならない魔女達の悲鳴が上がって、バーバラは思わず耳を塞いだ。と、その決断は正しかったようだ。突如としてバーバラを守る繭は硝子が叩き割られたかのような音を立てて砕けた。劈くような悲鳴と空間がぐしゃぐしゃに砕け散った音でバーバラの体が震える。そのバーバラだけが存在を許された場所に、ずるりとそれは入り込んできた。
黒い甲冑に黒い兜を被った大男は凶悪な形をした武器を軽々と片手に持ち、赤く鋭い眼球をじろりとバーバラへ向けた。浅黒い肌に浮かんだ翠色の刺青は蛇のように男の体に絡まって、一瞬蠢いているかのような錯覚を受けたが、それは悪魔というものが身体に直接入れた魔術刻印だろうか。一瞬見て、バーバラはこれが本当に危険なものだと判断した。
「まぁ所詮この程度か・・・しかし人間一人の中にこれほどの魔力が入るとはな・・・見縊っておったわ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「誇るがいい、女。使いこなせるかどうかはさておき、これほどの密度の魔力を溜め込めるその肉体、魔族にも匹敵するものだとな」
「で・・・・・・・出て行きなさい」
バーバラは吐き捨てるように呟いた。大人しい態度を取っているが、これは酷く危ないものだ、と本能で分かる。十中八九これは悪魔で、自分、いや仲間に危害を及ぼす存在かもしれない。それは許さない。仲間を守るのが、仲間としての自分の使命だと、バーバラは思っている。
「私はカルベローナの子、バーバラ。ここはお前のような悪しき存在の居て良い場所ではない!早々の立ち去れ、悪魔!」
バーバラの意思を受けて、周りを覆った空気が一斉に震える。ごうごうと鳴り響く空気の悲鳴は、バーバラの魔力の強さを現している。闖入者の赤い外套がごう、と翻り、男の足がかすかに後ろに引き戻される。
「ほう?」
男はそれに驚いたかのように目を見張ると、改めて目の前の小さな大魔女をじろじろと見た。風で舞い上がる娘の橙色の髪から、バーバラの赤い眼を食い入るように見つめると、うん? と小さく声を上げた。
「面白い奴だな」
そう呟いた瞬間、男はバーバラの眼前にあっという間に移動していた。息を詰める暇も無い。男の大きな手がバーバラの首から胸部にかけて鷲づかみにし、男の顔近くに引き寄せられる。呼気すら感じてしまいそうな距離に迫った男に悲鳴を上げるのも忘れて、バーバラはその男の眼球を互いに見合った。
「なんだ、その男、好いているのか」
「・・・・・・・っ? ・・・な、ぁ・・・・!」
次の瞬間、バーバラはそれを誰のこと言おうとしているのか察して、咄嗟に魔力を開放した。現実であればマダンテであるが、ここは夢の中であり、魔力も自分だけのものではなく、今まで亡くなってきた大魔女達の魔力がある。開放された魔力は悪魔さえも、さすがに逃げ出すほどの大爆発を引き起こす。
目の前が真っ白になり、体を掴んでいた男の手も消えた。視界が戻るときには、いつもの真っ黒い繭が戻っている、はずだった。
「ふ、ふは、ふははははははははっ!」
それよりも先に、男の哄笑がバーバラに届いた。男は体の半分を失っていたが、バーバラが見ている、中であっという間にもとの肉体を取り戻した。ベホマズン、とバーバラは唇でその大魔法の音をなぞった。
「ふふふ、人間とはかくも面白きことよ・・・愛、希望、夢・・・なんと素晴らしいことか。美しいく強いものこそ、この私に壊されるかいがあるというものだ・・・」
「う、う―――――うううううう」
「そう呻くな、虫けらよ。お前は虫にしては良い虫だ。愛玩ようにもなる虫というのも、人間にもあるものだろう?・・・ふふふ、良い見つけ物をしたな。娘。また会おうではないか。現実の世界で会えるとき、お前の愛する男も共にあるのだろうな?」
「れ―――――レックに、何かしたら、許さないんだから・・・・・・っ」
「そう慌てるな。ふむ、レックというのか。面白い奴だ。現実の生き物であるくせに、あいつには『夢』が無い――――私が手を出せぬ人間など、この世にいただろうか。ふふ、ふふふ面白い・・・面白いガキだ・・・ああいう奴こそ、私直々の手で奈落の底まで突き落としがいのあるというもの・・・」
男はにんまりと唇を歪めると、外套を大きく翻させ、バーバラの繭からようやく出て行く。がしゃ、がしゃ、と繭の殻を踏み砕く音がして、男はようやく外へ出た。
「ああ、そうだった。―――――お前も悪くは無かったぞ、娘。しかし惜しい。もっと貪欲に生きてみるがいい。あの男の妻になる夢でも持ったらどうだ? そのときには私がお前の手となり足となり、あの男を永遠の悪夢の中に連れて行ってもいいのだ。そう、お前とあの男の、永遠の楽園を、私が作ってやろうではないか」
「黙れっ!・・・・・・・・消えてっ」
バーバラの悲鳴に応えるように、あっという間に彼女を守る繭は再び作り上げられた。分厚い魔力の結界の中、偉大な魔女は静かに泣いた。仲間達との別れを思って。悪魔の言葉に誑かされてしまう恐怖のせいで。
「・・・ごめん、ごめんね、あたし、強くなりたいよ・・・」
嗚咽を飲み込み彼女は一人、遠い夜明けを待つ。
酷い妄想だった・・・。バーバラが最後一人きりでああなっちゃうのを先に予見したダークドレアムが、現実の体がお前が無いなら、レックの方を精神だけにして連れてきてやろうか?っていう。ありきたりな悪魔の契約。
ダークドレアムはグレイス城後は好き勝手に色んな世界で人の夢の中に現れて、酷い契約ばっかり騙しすかして結ばせて、魂だけ奪ったり、精神崩壊させたりして楽しんで暮らしてたんじゃね、みたいな・・・。
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